元気いっぱいはせくらキッズ1,新年度篇

例年より少し早い春の訪れを感じる4月。桜の花も満開を過ぎ、はせくら台もすっかり春めいてきました。新年度をむかえ、子どもたちはきっと新しい学年の始まりにワクワクしているのではなかろうかと、はせくら台へ突撃レポートを試みました。生憎の天気の中、期待と不安で臨んだレポートでしたが、結果オーライ、予想以上の「楽しい声」「興味深い声」を集めることができました。その内容をいくつかご紹介いたします。

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子どもの遊び場はいらない?

「あれ?子どもがいない・・」。午後3時、学校からは帰っているはずなのに、はせくら台のどの公園にも、子どもたちの姿はありませんでした。降ったり止んだりの小雨がぱらつく曇り空。そりゃそうか、外で遊ぶ子はいないか・・。諦めかけたそのとき、中井食品センター前で子ども達の姿を発見!彼らは公園のない方角へ歩きはじめ、空き地をグラウンドに野球ごっこ(彼らにとってはプロ野球?)を始めました。それは私たちが子どもの頃に遊んでいた姿と変わらない光景でした。

話を聞くと、彼らははせくら台に住む小学校三年生の仲良し4人。中には東京から越してきた子も。「東京では外に遊ぶスペースがないからこんなふうに遊べない」とか「家でゲームをするより外でみんなで遊ぶほうが楽しい」とか、1つの質問にみんなから集中砲火のごとく答えが飛んできます。“にんげんがいく”もご存じらしく、「お世話になってます!」と小気味のいいお返事(笑)。「お茶を飲ませてもらったり、ここは遊ぶところじゃない!と追い払われたりもするよ」と、いい関係のようです。どうやら、彼らにとってはまち全体が遊び場で、大人がこしらえた公園などもはや必要ではないようです。

「都会に住んでみたい?」という質問には「このままでいい。自然がいっぱいあるし!」という答えが返ってきました。そんなふうに思えるのは何歳までかわかりませんが、はせくら台の「自然」を身に沁みて感じた子どもたちは、きっといい大人になって、またこういう自然に満たされたまちに還ってくるのだろうなという気がしました。とにかく予想以上に、はせくら台の子どもたちは元気です!!

子どもをはぐくむまちとひと

町内会の庶務をなさっている二児の母、山田さんにもお話をうかがうことができました。案の定「公園に行っても子どもたちはいませんね。まち全部が遊び場なので、帰ってくるのを待つしかないんです。キケンな所に行ってないか心配にもなりましたが、これまで大きなケガとか全然したことがないんです。着ているものはいつも真っ黒になって戻ってくるんですけど」と笑いながら答えてくれました。なんでも、団地の敷地の外の林の中に秘密基地があったり、団地の中央を横切る土手に雪が積もると「もうたいへん」なのだそうです。はせくら台はやっぱり、子どもが子どもらしく生きられるまちのようです。

「大石公園の岩の上にじっと座っているとカモシカが来るんです。それって子どもから聞いたことなんですよ。スゴいですよね」。「家の窓にカエルがへばりつくと、子どもたちはず〜っと、へばりついたカエルを観察してるんです。その姿を見ていてふと、ここに住んでよかったなと思うことがあります」と話してくれた山田さん。健やかな子どもたちのふとしたワンシーンに、はせくら台ならではの新鮮な感動や小さな幸せを実感されているようです。旅行や外出など非日常の瞬間ではなく、住んでいる家で、まちでそう思えることは貴重なことなのだと思います。お話をうかがって、このまちに移り住んだことは偶然ではないのだなぁと感じました。

話題は子供会へ。まちの子供会では先日「一年生を迎える会」が行われたそうです。このようなお楽しみ会が年に4回行われるそうですが、その資金をまかなうための廃品回収も、子どもたちが主導で定期的に行われているそうです。子どもたちと出会った時のあいさつがとてもステキだったのはそのおかげなのかもしれません。人と人、人とまちのつながりを大事にするはせくら台にとっては当たり前の行事ですが、昨今果たしてどれだけこういう行事がまち単位で施行されているのでしょうか。子どものためにあるべき子供会の本質を学んだ気がしました。やっぱり、豊かな自然に魅力を感じてはせくら台を選ばれた方々だからこそ、子どもをはぐくむということには人一倍なのかなという気もしました。春のはせくら台に、また元気をもらって帰ってきました。